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むずむず足症(下肢静止不能症候群)

あんまり聞き覚えがないと思いますが整骨院に来院される方も少なくありません

    • どんな症状?

脚、下腿にむずむずする、かゆみ、痛み、虫がはうようなぞわぞわした感じがする等の感覚が生じ、下肢を動かしたくなるような感覚を伴う病気です。こうした不快感を伴う症状は、夕方から夜間の安静時に生じることが多いと言われています。不眠等につながる場合もありますが、下肢を動かすことで症状が軽減します。むずむず脚症候群下肢静止不能症候群とも呼ばれています。

むずむず足症
    • 原因は一体?

発症のメカニズムは解明されていませんが、近年では脳の神経伝達物質であるドーパミンの調節障害が関係しているという説が有力と言われています。
治療薬として、ドーパミン受容体作動薬や脳内の興奮性神経伝達物質に関与する薬が使われます。
他にも原因1つとして、鉄欠乏性貧血があげられます。鉄分不足によってドーパミンの代謝に障害が生じることが、むずむず足の誘因と考えられています。

むずむず足症
    • どうすればいいのか?

一般的にはドーパミン神経の働きを促す薬物療法や鉄分の補給が考えられます。
ただ個人差があります。実際に当院に通われる方で薬で改善されない方もいます。
薬物療法の他に運動やストレッチ冷やさないこと、とくに症状を感じる部位の筋の緊張を緩和する事が効果あると言われています。
筋緊張が強いと痛い、かゆいと言った刺激に対して過敏になってしまいます。
実際に症状が楽になると言った声があり症状の改善に有効だと思います。