皮膚から見る身体のゆがみ
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- ①皮膚の線(シワ)
日常生活動作において首、肘、腰、膝などの関節部は筋肉、関節包等の柔軟性がなくなると動きの制限がでてきます。(筋肉の線維化)
首はたくさん積木のように関節が重なっていてあらゆる方向に動かすことができる。
しかし、日常生活での長時間同じ姿勢を繰り返すと筋肉が線維化し首の動きが限局化し皮膚に線ができる。(皮膚線)
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- ②身体が楽な姿勢(疼痛緩和姿勢)
日常生活において少し左を向いて左に倒した姿勢(左回旋・左側屈)が楽な姿勢になっている。
それがクセになり皮膚に線を形成する。
逆に右に向いて右に倒した姿勢(右回旋・右側屈)は右の肩甲挙筋に違和感・つまり感がある。(短縮痛)
なのでこの皮膚線は、右肩甲挙筋を伸び縮みさせないための首の疼痛緩和姿勢ともいえる。
上記に記載した事以外にも髪の分け目や左右の視力の問題も原因となることがある。
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- ③身体のゆがみ予想
右肩甲挙筋の収縮により右肩の巻き肩姿勢になっている。
これにより重心の位置が左よりになり身体が右に全体的に動きずらく左手をついた姿勢が楽になっていく。
なので患者は座った状態で身体を右に回す事、右腕をあげた時につまり感があるかも、
右手は背中のほうに回しにくいだろう、左臀部の症状はでてないか?予想ができる。
他にもいろいろ・・・
では、すべてはこの肩甲挙筋が問題なのか?
いやそんな身体は単純ではない。
腰背部や股関節から足首までの筋肉・関節まわりをしっかりみていく必要があります。
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- ④ゴルフ大好き料理人(おまけ)
日常生活において右手を下に向けるポジション(料理等)やゴルフで円回内筋を過度につかった結果が皮膚線となっている。