寒いと肩が凝りやすい?
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- 寒いと肩が凝りやすい?
気温が下がってきてだんだん寒くなってきました。寒い季節は肩周りに症状がある患者さんが多くなります。
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- そもそも肩こりとは?
肩こりは、怪我や病名ではありません。首、肩、背中にかけての症状の総称です肩周囲の筋肉がこわばり緊張し肩から背中にかけて感じる鈍痛や頭重感といった症状が起きる状態です。原因の1つとして血行不良があります。筋肉に流れる血液の流れが滞り筋肉の老廃物や発痛物質が貯溜し、血管が圧迫されて痛みや筋緊張といった肩こりの症状をもたらします。滞った血液の流れを良くする事で肩こりの症状は緩和されるようになります。
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- 肩こりの原因筋って?
肩こりに最も関係が深い筋肉は肩甲挙筋と僧帽筋と言われています。
肩甲挙筋は肩甲骨から頭の近くの首の骨につながり筋肉の作用としては肩甲骨を引きあげる挙上、顔を横に向けたりする動きで使います。
僧帽筋は背中から肩甲骨、肩、首と広くついており、筋肉の作用としては肩甲骨の挙上、肩甲骨を内側に引き寄せたり、回旋したり幅広く使います。
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- なぜ寒いと肩こりが起きやすいのか?
寒い時に肩をあげて首周りに力が入る姿勢をとることはありませんか?肩をあげる姿勢は肩甲骨を挙上するようになり、肩甲挙筋や僧帽筋が強く働きます。力が入り緊張が続くと肩の不快な症状を感じ肩こりとなります。
また寒い時は厚着になります。服を着込む事で重くなり肩にかかる負担も大きくなります。
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- 肩こり対策って?
予防として長時間の肩の筋肉の緊張をさせないように気をつけましょう。不良姿勢やデスクワークを見直し肩甲骨周りのストレッチや運動を心がけましょう。
寒さにより肩に力が入ると肩こりの原因になりえるのでとくに首まわりを冷やさないように気をつけましょう。
肩こりの症状が自分で解決できない場合は、当院に連絡ください。筋肉を立体的に触りわけ的確なアプローチをします。ぜひ体感してください。