猫背が気になるあなたへ──姿勢サポーター、つけっぱなしにしていませんか?

「気づいたら背中が丸まっている」
「姿勢を正そうとすると疲れて⾧続きしない」
そんな悩みから、姿勢サポーター(猫背矯正ベルト)を使っている方も多いのではないでしょうか?
デスクワークやスマホの⾧時間使用が当たり前になった今、姿勢の崩れは誰にでも起こりうる問題です。
特に猫背は、見た目だけでなく、首・肩・腰の不調や、呼吸の浅さ、集中力の低下にもつながることがあります。
姿勢サポーターは、そんな状態を補助する便利なアイテム。
ただし、使い方や頼り方を間違えると「つけているのに姿勢がよくならない」どころか、「逆に疲れる」「肩がこる」といったトラブルを招くことも。
姿勢サポーターの役割と特徴姿勢サポーター(猫背矯正ベルト)の目的
姿勢サポーターの役割と特徴姿勢サポーター(猫背矯正ベルト)の目的は、背中や肩を無理なく正しい位置に誘導することです。
主に以下のような効果が期待できます。
肩甲骨を開き、胸を張った姿勢をサポートする
筋肉への過度な負担を軽減し、疲れにくい姿勢を保つ
姿勢の意識づけを助けることで、日常生活の動きが変わってくる
あくまで「意識を向けるための補助具」であり、サポーターをつけて“姿勢が治る”わけではありません。
筋肉が正しく働けるようになるためには、サポーターに加えて身体のケアや動作の見直しが必要です。
正しい使い方のポイント
姿勢サポーターをより効果的に使うために、以下の点を意識しましょう。
⾧時間の連続装着は避ける
→ 筋肉が“他力本願”になってしまい、自分の力で支えられなくなります。
最初は短時間(1 日 30 分~1 時間)からスタート
→ 身体が慣れてきたら、作業中や家事の一部など、必要な場面だけで使いましょう。
締めすぎず、少し動ける程度の余裕を持たせる
→ きつすぎると血行不良や肩こりの原因になります。
姿勢が良くなる“感覚”を覚えるために使う
→ 最終的には、何もつけなくても良い姿勢が保てるのが理想です。
当院のアプローチ
当院では、「猫背が気になる」「姿勢が崩れている気がする」という方に対して、姿勢サポーターの正しい使い方や適切なタイミングのご説明を行っています。
また、背中・肩・骨盤まわりのバランスを整える施術や、無理なく姿勢をキープできるための動作指導・日常での工夫など、
サポーターに頼りすぎないための身体づくりもサポートしています。
「サポーターをつけているのに変わらない」
「かえって肩がこってしまう」
そんなお悩みを感じたら、それは身体そのものにアプローチするサインかもしれません。
当院では、一人ひとりの姿勢や生活スタイルに合わせた根本的なアプローチを行い、サポートしていきます。