夕方になると脚がだるい…そんな時こそふくらはぎケアを

「立ち仕事のあと、ふくらはぎがパンパンに張っている」
「夕方になると脚が重くて、足先までむくんでいる感じがする」
そんなふうに感じて、ふくらはぎ用のサポーターを試したことはありませんか?
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれるように、血液やリンパを上半身に押し戻す大切なポンプの役割をしています。
ですが、⾧時間の立ち仕事や座りっぱなしの生活が続くと、このポンプ機能がうまく働かなくなり、むくみ・だるさ・筋肉の疲労として現れてくるのです。
そんな時に役立つのが「ふくらはぎ用サポーター」。
ただし、締めつけすぎたり、合わない形状のものを選ぶと、かえって不快感やしびれにつながることもあるため注意が必要です。
ふくらはぎサポーターの目的と効果
ふくらはぎ用サポーターには、主に以下のような効果が期待できます。
血流を促進し、むくみや冷えを軽減する
筋肉の振動を抑えて、疲労や筋肉痛を予防する
運動や⾧時間の活動後の回復をサポートする
特に、加圧タイプ(着圧ソックスのようなもの)は、軽い圧力をかけることで静脈やリンパの流れを助けてくれるため、脚がだるくなりやすい方や冷えやすい方におすすめです。
ただし、合わないものを無理に使い続けると、足先がしびれたり皮膚がかゆくなったりすることも。
使うタイミングや装着時間にも注意が必要です。
正しく使うためのポイント
ふくらはぎサポーターを快適に使うために、以下の点を意識しましょう。
足首からふくらはぎの中央に向かって、段階的に圧力がかかるタイプを選ぶ
→ 適切な血流促進効果が得られます。
寝るときの着用は避ける
→ 就寝中の血流は日中と違うため、締めつけが逆効果になることがあります。
皮膚トラブルがある場合は注意
→ かぶれや湿疹があるときは使用を控えるか、医師や専門家に相談しましょう。
日中の活動中、または運動後の回復時間に使うのがおすすめ
→ 負担がかかる前後で上手に使い分けると、疲れの蓄積を防げます。
サポーターは「ずっとつけていればいい」というものではなく、使うべき場面で“正しく補助する”ための道具です。
当院のアプローチ
当院では、脚のだるさやむくみを訴える方に対して、ふくらはぎの筋肉の状態や血流の流れを丁寧に確認したうえで、
必要に応じてサポーターの正しい使い方や適した種類のアドバイスを行っています。
また、ふくらはぎをやさしくほぐす施術や、立ち仕事・座り仕事でも負担をためにくい姿勢や動作の指導も行っています。
「なんとなく毎日脚が重い」「疲れやすい体質だと思っていた」―― それは実は、ふくらはぎのケア不足が原因かもしれません。
当院では、日常の不調を放置せず、一人ひとりの生活に合ったアプローチで、より快適な毎日をサポートしています。