高齢者の坐骨神経痛

「年のせいだから…」で諦めないで!
高齢者に多い坐骨神経痛の特徴と対処法
「腰から足にかけてしびれがある」
「歩くと足に力が入らない」
「長く立っていられない・休むと楽になる」
これらは、加齢とともに起こりやすい「坐骨神経痛」の代表的な症状です。
「もう年だから仕方ない…」と我慢している方も多いですが、
適切なケアを行えば、痛みの緩和や動作の改善は十分に可能です。
【高齢者の坐骨神経痛、主な原因】
加齢に伴う体の変化が、坐骨神経への負担を増やしてしまうのです。
〇 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
→ 脊椎の変形や靭帯の肥厚によって、神経の通り道が狭くなり圧迫される
→ 間欠性跛行(かんけつせいはこう)といって、歩くと足がしびれる・休むと楽になるのが特徴
〇 椎間板の変性・ヘルニア
→ クッション役である椎間板がすり減り、神経を圧迫
→ 腰〜足にかけての放散痛やしびれが生じやすい
〇 筋力・柔軟性の低下
→ 腰・股関節・太ももまわりの筋肉が硬くなり、神経の通り道が狭くなる
→ 運動不足や長年の姿勢のクセが引き金に
【高齢者の坐骨神経痛は「進行しやすい」?】
体の回復力や柔軟性が若い頃に比べて落ちている分、
そのまま放っておくと症状が長引いたり、悪化するリスクもあります。
また、「じっとしていれば痛くない」ために、動かない→筋力低下→さらに悪化…という悪循環に陥りやすいのも特徴です。
【当院のアプローチ】
当院では、高齢の方の坐骨神経痛に対しても、
年齢や体力に合わせた無理のないアプローチを行っています。
✔ 筋肉や神経の状態をエコー画像で確認
✔ 関節や筋膜の動きをやさしく整える施術
✔ 再発予防のための簡単な運動・生活動作の見直し
これらを組み合わせることで、「動ける体」を取り戻すお手伝いをしています。
【こんな方はご相談ください】
☑ 立ったり歩いたりするとしびれが強くなる
☑ 休むと少し楽になるが、すぐ再発する
☑ 高齢だからと痛みを我慢している
☑ 手術は避けたい・まずは保存療法を試したい
坐骨神経痛は「年のせい」ではありません。
適切なケアを行うことで、痛みのない毎日を取り戻すことができます。
ご家族の方も、「最近足腰の調子が悪そう…」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。