階段や坂道がつらい…それ、“脚の奥の筋肉”の悲鳴かもしれません

「階段を降りると、脚の付け根にズーンとくる」
「坂道を上るのがつらい」
「歩くのは平気でも、段差になると痛みが出る」
こんな症状、心当たりありませんか?
実はこれ、脚の奥にある深層の筋肉と関節の“かすかなズレ”から始まっているかもしれません。
階段や坂道がつらくなる理由
階段や坂道では、平地を歩く時よりも「股関節」や「骨盤まわり」に大きな負担がかかります。
とくに下記のような要素がある方は要注意!
反り腰や猫背などの姿勢のくせ
長年の運動不足
お尻や太ももの筋肉が硬くなっている
股関節の可動域が狭くなっている
こういった状態では、段差を乗り越えるたびに筋肉と関節が無理に引き延ばされて、痛みや違和感を生じやすくなります。
当院のアプローチ
当院では、
「どの動きで痛みが出るのか?」
「筋肉の硬さがどこから来ているのか?」
を細かくチェックしていきます。
骨盤の角度
股関節の可動域
お尻・太もも・内ももの筋肉の状態
姿勢・体重のかけ方のクセ
こうした要素を組み合わせて、根本原因を探ります。
深層筋・筋膜への手技(MT-MPS)で、関節にかかる負担を減らす
関節周囲の滑走不良の改善
日常動作の見直し(階段の上り下り・立ち座りの指導)
柔軟性と筋力の両面から整える運動療法
特に階段動作でつらさを感じる方は、お尻・内もも・体幹の使い方を見直すだけで、驚くほどラクになるケースも少なくありません。
無理せず、でも放っておかないで
「階段だけ痛いから…」と見過ごされがちなこの症状。
ですが放置すると、痛みが強くなったり、歩き方が崩れて他の部位に負担がかかってくることも。
早い段階で股関節まわりの状態を整えることで、
将来的な「動きづらさ」や「介護リスク」を予防することにもつながります。