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腹圧を高めよう

腹圧とは

腹腔内圧の略で、腹部にかかる圧力の事をいいます。
腹部には内臓を収納する腹腔があり、上の横隔膜、下の骨盤底筋、両脇の腹横筋、後部の多裂筋などで囲まれています。 横隔膜が下がると腹部全体の筋肉が同時に収縮され、腹圧が高まります。

    • 腹圧が弱いと?

人間は腹圧と筋肉によって身体を支えています。
腹圧の力が弱くなると筋肉の負担が増えてしまいます。特に腰部の多裂筋に負担がかかると腰痛やギックリ腰の原因になってしまいます。
内蔵が圧迫され働きが落ちたり血行も悪くなり代謝も落ちてしまいます。
お腹に力を入れるのが弱くなるため排便排尿する力が弱くなり便秘などにもなりやすくなります。

    • 原因って?

前傾姿勢(猫背)や運動不足、呼吸が浅いなどは腹圧の低下を招きます。
腹圧が弱いと前傾姿勢になりやすくなるが姿勢が悪いと腹圧が弱くなるなど悪循環になってしまいます。

    • 改善しよう!

腹圧を強くするトレーニングをしよう!
代表的な方法はドローインです。

1. 仰向けに寝転がり、膝を60〜90度くらいに立てる
2. 両手は太ももの横におき、手のひらを上に向けてリラックスさせる
3. ゆっくり息を吐きながら4秒間かけてお腹を凹ませる
4. ゆっくり息を吸いながらお腹をもとの位置に戻す。