片脚で立ちづらい・バランスが崩れる…それ、“股関節まわり”の筋力低下かもしれません

「靴下を履くとき、ふらつく」
「片脚でズボンを履けなくなってきた」
「立っていると、だんだん体が傾いてくる」
年齢とともに増えてくるこうした動作の不安定さ。
実はこれ、股関節まわりの“筋力”や“柔軟性”が落ちてきているサインかもしれません。
片脚立ちが不安定になる理由
日常動作では、無意識に“片脚に体重をかける瞬間”がたくさんあります。
階段の昇り降り
靴下やズボンを履くとき
信号待ちのときに立っている姿勢
これらの動作を支えているのが、骨盤を支える中殿筋・小殿筋といったお尻の筋肉たちです。
これらの筋肉がうまく働かないと、体がグラついたり、反対の脚や腰に余計な負担がかかりやすくなります。
当院での評価ポイント
当院では、
「バランスの悪さ」=「体幹・股関節まわりの不調」
という視点で、下記のようなチェックを行います。
☑片脚立ちテスト(左右差の確認)
☑骨盤の傾き・動きの硬さ
☑お尻まわりの筋力と柔軟性
☑姿勢・足裏の重心バランス
動作を丁寧に観察し、原因を細かく絞り込んでいきます。
当院のアプローチ
◆お尻や体幹まわりの深層筋への手技(MT-MPS)
◆姿勢と連動したエクササイズ指導
◆バランスディスクなどを活用した安定性トレーニング
◆骨盤・股関節の動きを引き出す可動域訓練
片脚で立つことが不安だった方でも、3〜5回の施術で「グラつかなくなった!」という声を多くいただいています。
“転倒予防”にもつながる股関節ケア
転倒によるケガは、年齢とともに大きなリスクになります。
その入り口が「なんとなくふらつく」「片脚で立てない」といった小さな変化なのです。
痛みが強くない今のうちから、股関節まわりの筋肉を整えておくことで、
「これからの10年」を安心して過ごせる体づくりにつながります。