走る・踏ん張る・急に止まる…その動き、太ももに負担かかっていませんか?

「スポーツ中に太ももがピキッとなった」
「動き出しで太ももに違和感がある」
こんな経験がある方は、無意識のうちに太ももに大きな負担がかかっている可能性があります。
特に、ダッシュ・ジャンプ・ストップ動作が多いスポーツでは、太もも(大腿部)の筋肉に強い負荷が集中します。
「ちょっと張ってるだけだから」と放っておくと、肉離れなどのケガにつながることもあるため注意が必要です。
そんなときの対策として活躍するのが「太もも用サポーター」です。
しかし、「とりあえず巻いておく」だけでは不十分で、正しく使うことでこそ本来のサポート力を発揮するアイテムでもあります。
太ももサポーターの役割と効果
太ももサポーターの主な目的は、筋肉のブレを抑えて負担を減らすことです。
特に以下のような効果が期待できます。
筋肉の揺れを防ぎ、疲労や損傷を軽減する
肉離れの予防や再発防止につながる
冷えや衝撃から筋肉を守る
安定感を高めて動作をスムーズにする
痛みがあるときだけでなく、「これから激しい運動をする」という場面での予防的な使用もおすすめです。
ただし、動きを妨げたり、血流を妨げたりしないように使い方には注意が必要です。
正しく使うためのポイント
太ももサポーターを効果的に使うには、次のポイントを意識しましょう。
痛みが出やすい部分(前もも・内もも・外もも)をしっかり覆う位置に装着する
→ 場所がずれると圧迫の効果が得られません。
きつく締めすぎない
→ 圧迫しすぎると血流を妨げ、筋肉がかえって硬くなることがあります。
動いているとズレやすい場合は、滑り止め付きのタイプを選ぶ
→ スポーツ時に使うなら、ずれにくさは大切なポイントです。運動後にも使うと、筋肉の疲労回復を助けてくれる
→ 筋肉を冷やしすぎず、ゆるやかにサポートする役割もあります。
サポーターは“使い方”次第で、ケガ予防から競技パフォーマンスのサポートまで対応できる便利な道具です。
当院のアプローチ
当院では、太ももまわりに不安を抱える方に対し、筋肉の緊張・張り・柔軟性の状態を確認しながら施術を行っています。
また、再発しやすい肉離れの予防や、筋肉の使い方・フォームの改善指導も行っております。
「動き始めが怖い」「プレー後に太ももがつりやすい」
そんな声に対して、単にサポーターを勧めるだけでなく、負担がかかりにくい身体づくりのためのアプローチを大切にしています。
太ももの不調は、放っておくと運動の継続が難しくなったり、他の部位への影響も招きかねません。
少しの違和感でも、「早めのケア」と「正しい使い方」で、安心して動ける身体を一緒に目指していきましょう。