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転んだあとに肩が痛い…それ、腱板損傷のサインかもしれません

◆転倒して肩を打った

◆手をついて倒れてから、肩が痛い

◆腕が上がらない・力が入らない

◆じっとしていてもズキズキする

 

こうした症状がある方、もしかすると「腱板損傷」が起きているかもしれません。

 

【転倒や外傷で起こる腱板損傷

 

肩の腱板は、もともと加齢とともに弱くなる傾向がありますが、そこに「転倒」「衝突」「無理な動き」が加わると、損傷や断裂が起こるリスクが一気に高まります。

 

特に多いのが…

 

■ 転倒して手をついたとき

■ 段差につまずき、肩から落ちたとき

■ スポーツ中にバランスを崩して強く肩を使ったとき

 

このような状況で、腱板に過度な張力や衝撃が加わると、「急性腱板損傷」を引き起こします。

 

【こんな症状は要注意!】

 

・転んだあとは大丈夫だったのに、翌日から肩が激痛

・洋服を着替えるとき、肩に鋭い痛みが走る

・手を挙げようとしても、途中で引っかかるような感覚

・自分では腕が上がらず、他人に支えられても痛い

 

これらは、腱板の損傷が進行しているサインかもしれません。

放っておくと、関節の拘縮(動かなくなる)や、筋力の低下につながる可能性もあります。

 

【外傷後の腱板損傷、どう見分ける?】

 

見た目に腫れや変形が少ないため、「打撲」や「筋肉痛」と誤認されがちですが、以下のチェックが重要です。

 

☑ 転倒直後~翌日から痛みが強い

☑ 腕を前から挙げようとすると途中で止まる

☑ 肩よりも少し外側、上腕にかけて痛みを感じる

☑ 夜間痛が強く、寝返りで起きてしまう

 

これらが当てはまる場合、腱板の損傷が疑われます。

 

【当院のアプローチ】

 

当院では、エコーを用いた観察と手技・運動療法を組み合わせた施術で、外傷後の肩の不調に対応しています。

 

○エコー画像で腱の損傷部位を可視化し、状態を評価

○炎症や浮腫がある場合はアイシングや安静指導

○損傷によって動きに制限が出た場合、無理のない範囲で可動域の回復

○腱板をサポートする筋肉の強化・再教育によって再発予防

 

また、骨折や完全断裂など、医師の診断が必要と判断される場合は、近隣の医療機関と連携して速やかにご案内します。

 

腱板損傷は“時間との勝負”】

 

特に転倒や外傷がきっかけの腱板損傷は、放置することで筋肉が萎縮してしまい、治療の選択肢が狭まってしまうことも。

 

「腫れてないから大丈夫」「時間がたてば治るかな…」

そんなふうに我慢せず、違和感を感じたら早めに専門的な評価を受けることをおすすめします。

 

「肩が上がらない」「痛みが続く」「力が入らない」

転倒がきっかけで、そんな症状がある方はぜひマイオ整骨院へ。

 

早期のケアが、肩を守る第一歩になります!