まずはじめに反り腰とはどのような状態か分かりますか？
簡単にいうと骨盤が前に倒れた状態を言います。
反り腰かどうか確かめる方法として、仰向けの状態で腰に手を入れた際手のひら1枚分程であれば正常な状態ですが、それ以上の隙間がある場合は反り腰の疑いがあります。
また症状として以下のものがあります。

• 股関節周りの痛みと痺れ

骨盤前傾することによる骨盤周りの筋肉に負荷がかかり筋繊維にコリができ痛みがでる

• 膝や足への影響

膝は、前方への体重を支えるため前ももに痛みが出やすいです。前太もも(大腿四頭筋)に過度な緊張が入り膝の靭帯、半月板に症状が出やすいため注意が必要です。
またハイヒールを履く人は前方に体重が移動しやすいため反り腰の割合が多いです。

＊イスに座った時にどのような姿勢が楽かによって自分の脊椎と骨盤のバランス状態を確認してみましょう

反り腰と似た症状・姿勢のタイプ

背中猫背（円背）

• 見た目：背中が丸くなる、肩が内側に巻く
• 類似点：猫背+骨盤前傾が合わさると「反り腰猫背」になることも
• 違い：腰はあまり反らないが、上半身が前に倒れる印象

骨盤後傾

• 見た目：お尻が下がっていて腰が丸まる（年配の方に多い）
• 類似点：腰に不調が出る
• 違い：腰は反らず、むしろ丸くなる

スウェイバック姿勢

• 見た目：骨盤が前にスライドして、上半身は後ろにのけぞる
• 類似点：腰が反って見えることがある
• 違い：骨盤は後傾気味で、姿勢の重心がズレている

反り腰を放置すると…

• 腰痛
• 肩こり
• 下腹ぽっこり（見た目の変化）
• 姿勢の悪化（猫背・O脚など）
• 呼吸が浅くなる・疲れやすい

改善法

1. ストレッチ
太ももの前、腰、背中のストレッチ

2. 筋トレ
腹筋（特に下腹部）、お尻（大臀筋）、もも裏（ハムストリング）

3. 姿勢の見直し
座り方・立ち方・歩き方を意識する

4. 整骨院や理学療法
専門家の手を借りて骨盤の調整を行う

⭐︎当院では、太もも周りの筋肉治療を行い骨盤のバランスを整えるやり方を行っております。
反り腰などでお悩みございましたらぜひご来院下さい。