首を鳴らすのは危険!?
首を左右にすばやく回旋させると時々首からコキっと音が鳴りなんだか楽になる経験はありませんか?
ついつい首を鳴らしてしまう人も多いと思います。しかしこの首を鳴らすことは身体にとってあまり良くない影響を及ぼしています。
よくないリスクをまとめてみました。
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- 神経を傷つける
首(頸椎)の周りには脊椎という小さい骨が複数重なっています。その関節にはそれぞれ関節液という潤滑剤の役割とされているものがあり首を回すことで関節液中に溜まった気泡が弾けることでコキっと音がなっています。弾けることで一時的に関節液の中の気泡分の容積が増えることで楽になります。
頸椎(首の骨)の中には脳と繋がる大切な神経が通っていて首を無理に回すとその神経を傷つけてしまうかもしれないので非常に危険なので注意が必要です。また何度も首を鳴らしている人は頸椎周りの靭帯が固くなり肩こりや頭痛の原因にもなります。
また、手の痺れ、めまい、首周辺の痛みなどの症状も起こることがあります。
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- 変形性頸椎症
首を無理に回す事で頸椎症の恐れもあります。良くあるのが音を鳴らした衝撃に骨が耐える事で頸椎に骨棘という棘が出来てしまうことがあります。
骨棘は周りの神経や脊髄を圧迫して血流障害を起こしいろいろな症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
症状として上肢のしびれ、筋力低下、肩から指にかけての放散痛など。
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- まとめ
首を鳴らすリスクを知ることが出来たでしょうか?
首を鳴らさないためにも日々のストレッチや姿勢改善が大切です。分からないことがありましたらお近くの整骨院に相談してみると良いかと思います。
本院でもお気軽にご相談ください。