ストレートネックの危険性
こんにちは。最近はスマホの普及で電車内やふとした時スマホを見る方がほとんどかと思います。
スマホを見る時は前傾姿勢になるので首や肩こりの原因になります。
特に小さい頃からスマートフォンを手にしている若者のなかで『ストレートネック』が増えています。
本日はこの症状について考えます。
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- ストレートネックとは?
人間の首は本来前方に緩やかにカーブしていているのですが、真っ直ぐになる事をいいます。
原因は下向き姿勢の人に多く、ピアニストや職人さんに多いです。
・頭の重さは何キロ?
大人の頭の重さは6キロくらいでボーリング球ぐらいの重さです。
首は7つの骨で構成されていて湾曲している事で6キロの負荷を分散させて日々支えています。
ところがストレートネックになると分散できず首の側面や前方の筋肉を使って支えようとします。
特に側面と前方に位置する筋肉である[胸鎖乳突筋]は痛めて来院される方多いです。
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- ストレートネックによる症状
•肩コリや首周辺のだるさ
ストレートネックになると体重の10%の重みが首周辺に集中します。
結果、筋肉の疲労によるだるさ、痛み、しびれにつながります。
•手の痺れ
頸椎(首の骨)7つの湾曲が真っ直ぐになることによって、クッション材の役割である椎間板に負担がかかり押しつぶされて椎間板ヘルニアになる危険があります。
押しつぶされた椎間板の周辺には手の感覚や運動を支配する神経があり圧迫される事で痺れの原因や筋力の低下が考えられます。
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- セルフストレッチ
•首引き体操
1.壁を背にして真っ直ぐ立ちます。
この時、背中に畳んだバスタオルを肩甲骨に当てます。
2.正面を見たまま顎をグーっと引いて2〜3秒キープします。
3.これを10回1セットて一日5セット行います。
(ポイント)
背中を壁につけた時、両肩と後頭部が一緒に着くイメージをしましょう。
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- 次の症状が当てはまる場合
•頭痛がある
•夜間痛がある
•首、背中に痛み痺れがある
•うがいすると痛む
以上のいずれかの症状がある場合は早めに治療を受けましょう。